まずは、スピーチの事前の心構えとして、
「実際に話す内容以上の知識を仕入れ、関連情報を充分に蓄積する」
これにポイントを絞ってお話ししましょう。
◇◇◇
例えば、2時間の講演をするとき、その「10倍の時間でも話ができるぞ!」と、胸をはっていえるほどの知識や情報を蓄積することが大切です。
講演の中では、予期せぬ質問がでるかもしれません。受講生から質問されて、答えられない・・・、
なんてことになったら
「な〜んだ、この先生あまり知識がないんだ。信頼できないな」
てことになってしまいます。これじゃまずいですね。
だから、本来はなす事以上の知識が必要なんです。
また、数字やデータの話をするときには、必ず
★その情報源★
をリサーチして頭に入れて話さなければいけません。
(以外と、つっこまれやすいところです)
たとえば、「黒は白に比べると、1.87倍重く感じる」という話をするとき、 その情報は、誰が、どうやって、いつ発表されたのか、 そこまで知っておいた方がいいでしょう。
たとえ、それを伝えなくても、知ってなければいけないのです。
だから、人前で話すってとても大変な作業なんですねぇ。
逆に、あなたが豊富な情報や知識を持っていれば、あなたの態度に余裕があらわれ、 聞き手に信頼感や安心感を与えることができます。
聴衆(聞き手)というのは話し手の心理を敏感に感じ 取ります。
聞き手は目に見えない、何かを感じ取る名人なんです。
その名人を相手に話すわけですから・・・、
話そうとする内容を知り尽くし、周到な準備すること
これが重要で、いつでも真剣勝負でスピーチを しなければいけません。
さて、
知識や情報を手に入れたなら、次は、話す内容を練り上げます。
このとき、台本をつくるのがお勧めです。
その台本を頭に入れて、ビデオに撮影してチェックするのも 効果的ですね。
自分では気づかない「癖」を発見したりします。
そして、台本づくりにもコツがあるんです。
そのコツとは?
つづきは、Lesson 2で・・・。
> 亜門 ユウのセミナースピーチレッスン 2へ |