世の中には、実にたくさんのカラースクールがありますよね。
値段の高いもの、安いもの、長期のもの、短期集中のもの、
大手が運営するもの、小規模のもの、通学のもの、通信教育のもの・・・。
その星の数ほどあるスクールの中から、どのスクールを選ぶべきか。
これから勉強する人にとっては、とても悩むところだと思います。
わたしのところにも、そういった相談をされる方がいます。
そんなときわたしは、こうアドバイスします。
「担当講師は、色の分野で講師業の他にどのように収入を得ているのでしょうか?」
スクールのガイダンス時に、そう質問してみてください、と。
何だか突拍子もない質問のように感じますか?
そう思われても無理はありませんね。
では、これから説明しますよ。
あなたがスクールを探す目的は、「色の仕事で自立」するための
スキルを身につけるためですよね?
だったら、色の仕事で自立している講師に習うべきではありませんか?
色のプロといっても、講師を専業とするプロもいるのです。
色の知識や技術を教えるプロです。
(もちろん、これも立派な仕事ですよ)
あなたが、講師を専業としたいのであれば、
そういった講師に習うことに何の問題ありません。
しかし、そうではなく、色を用いて何らかのコンサルティングをおこない、
その対価として費用を受け取るといった仕事をしたいのであれば、
実際にそれをやっている講師に習うべきなのです。
だから、どのような講師が教えてくれるのかを、
確認して欲しいのです。
それが、さっきの質問です。
「講師の方は、講師専業ですか? それとも別に色彩の仕事をされてますか?」
あなたがこう質問したとき、
「講師は、パーソナルカラーのプロで、自分でサロンも開いてバリバリされてますよ」
こういう答えが返ってくるのであれば、
あなたにパーソナルカラー診断で稼ぐためのノウハウを
教えることができます。
少なくとも、その必要条件は満たしているわけです。
そういった講師は、自分のカラービジネスのホームページを
立ち上げていることも多いので、どんな仕事をしているかを調べてみてください。
あなたが色の仕事で自立したいと考えているのであれば、
あなたを指導する講師も、同じ道で成功している人であるべきなのです。
講師があなたのお手本であるべきなんです。
これからあなたが歩む道を、あなたの手で切り開くためのノウハウ、
ビジネスとして発展させるためのポイントや、実務レベルのスキルを
教えることができる講師から習うのが望ましいのです。
それをカリキュラムとして謳っているのであれば、
そのスクールは候補に入れていいでしょう。
そういったスクールで学ぶことで、あなたもその分野で
収入を得る方法がわかってくるはずです。 |